何のために?

 離婚はおろか、実は結婚もしたことないのだけれど、なぜか知ってる離婚後のトラブル。

「養育費の額が少ないじゃない!」
「ちゃんと約束どおり払っただろう」
「慰謝料もまだ……」
「払うと言った覚えはない!」

 で、その後は約束したのしてないの、言った言わないの修羅場……。
 なんとも結婚すること自体が、恐ろしくなってくる光景です。

 離婚に限った話でなくても、こういった法律的な話で必ず問題になる、口約束。
 書面に残すのが常識で、こういう場合、口約束でOKとしてしまったほうに問題がある、と見てしまうのも無理はないかと……。

 そう思って調べてみると、ありました。
 離婚協議書と言うそうです。慰謝料や養育費なんかの金銭面だけでなく、子供の親権なんかまで書面に残すそうで。
 言った言わないの不毛な争いを避けるためにも、離婚する前には必ず用意しておいたほうがいいみたいですね、離婚協議書。

 ただ、もう少し詳しく調べてみると、離婚協議書には法的強制力はないんだとか。
 法的な強制力のない証書なんて、何の意味があるんだろう。言った言わないに加えて、これは証拠になるならないの論争が始まるだけじゃなかろうか。

 離婚協議書、何のためにあるの?

                   






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